Multi-Crossing-View 世界の見方を変える6つのステップ

マルチクロッシングビュー 生き方が変わる時間の見方

補足2

3次元生物が2次元生物をつまみ上げる
別な2次元生物がそれを見て
仲間が突然消えたと驚く

よくある多次元の例え話ですが
これは正しくありません

あなたの周りにある物で
タテとヨコの厚みはあるけれど
高さが完全にゼロである物などないですよね
同様に存続する時間が完全にゼロの物もありません
それだと「存在していない」ことになります

この世界に11次元あるとしたなら
すべての存在に11種類の次元の広がりがあります
そうでないと存在できません

 

人はある限られた次元だけにこだわりすぎると
それ以外の次元がその人の目に入らなくなります

例えば
地図という2次元の媒体にとらわれてしまい
目的の店がさっぱり見つからない事ってありますね

でもひょいと上を見上げると
ビルの3階がその店だったり
あるいは地下に降りる階段があったりします

タテとヨコだけという限界を自分で勝手につくり
ぐるぐる同じ所で迷っていただけ
だから
ひょいと視線を上げて
「なんだそっちか」

 

別次元への移動とか
多次元の認識とかいうと
なんだかすごく特別で大変なことのように聞こえます

あなたも世界のすべての物も
あたりまえに11方向の次元のひろがりを持っています

あなたは今前を見ています
では次に左右を見てみましょう
では次に上下を見てみましょう
・・・何もすごい事は起きませんね

タテとヨコと高さ
3つの異なる次元の間を
今あなたの視点がコロコロと移動しました
しかし
突然何かが出現したりしません
突然何かが消滅したりしません
異空間や次元の裂け目が現れたりしません

あなたが自分の周りをぐるりと見渡す時
こっちはこの3次元空間における縦の方向で
こっちはこの3次元空間における横の方向で
こっちはこの3次元空間における高さの方向だとか
そんなことは考えません
ただ周囲の様子があなたの目に映るだけです

この世界の次元の数が20以上あるのか
10の20乗くらいあるのかわかりませんが
それらはすべてあたりまえに
あなたの目に映っています

動きが少なく時間が止まったかのような風景を
あなたが見ている時
実際は時間は止まっていません
雲とか虫とかをじっくり観察すれば動いているのがわかる
その情報はしっかりあなたの目に届いている
あなたの意識がその情報を無視しているだけです

時間の経過は視覚で捕らえられます
その逆向きの方向もあるのはわかります
同様に数え切れない数の次元の広がりだって
普通にあなたの目に映っています
ただあなたの意識がそれを認めていないだけです

だからただ
「なんだそっちか」
でいいんです
それがマルチクロッシングビューです