Multi-Crossing-View 世界の見方を変える6つのステップ

マルチクロッシングビュー 生き方が変わる時間の見方

ステップ5-1 ネイバーフッドワールド その1

マルチクロッシングビューを広げていくと

この世界とそっくりな隣の世界
ネイバーフッドワールド neighborhood-world が見えてきます

ネイバーフッドワールドの人間はあなたも含めて
時間を思い通りにできます
だから誰もが自信にあふれ不満などありません

はるか遠くにある理想郷の話ではありません
この世界とネーバーフッドワールドの接点は
今あなたの目の前、あなたの指の先にあります

 

地獄では亡者たちがごちそうを前に
イスに縛られて飢えに苦しんでいる
手には長い箸を持っているのだけど
箸が長すぎるので挟んだごちそうを自分の口に持ってこれない

極楽では人々が同様にイスに縛られている
しかしみんな笑顔で肥え太っている
なぜならみんなお互いに長い箸を使って
ごちそうを食べさせ合っている

有名な寓話ですがこれはとてもよくできた例え話です
重要な点は地獄と極楽が設定はまったくいっしょ
シュチエーションが何から何まで同一
道具立てからそこにいる人間までそっくり同じだという事です

この話の地獄と極楽の間にその中間の世界を挿入してみましょう
数百、数万いや数億くらいの連続した世界を想像するんです

極楽の少し下には
「食べさせ合ってはいるが
 食べさせ方が悪いとお互いに文句を言っている世界」
地獄の上のほうには
「食べさせ合いをみんな思いついているけど誰も言い出さない世界」
地獄よりさらに下には
「箸を武器にみんなが殺し合ってる世界」まである

つまりどの世界にも
そこよりちょっとだけ面白くて満ち足りている世界と
そこよりちょっとだけつまらなく不満のある世界が
ピッタリとくっついて存在しています

ネイバーフッドワールドはまさにそんな構造で存在します