Multi-Crossing-View 世界の見方を変える6つのステップ

マルチクロッシングビュー 生き方が変わる時間の見方

階段を昇って幸せになる?

「幸せつかみごっこ」をやってみましょう

階段の一番上に「幸福」
一番下に「何も無い不幸な自分」と書いた紙を貼ります
たくさんの空き缶に
「お金」「恋人」「結婚」「家族」「マイホーム」「就職」「出世」「起業」
「レジャー」「旅行」「友人」「余暇」「趣味」 などを書き
階段の途中に置きます

階段の下からすべての缶を拾い
落とさないように抱えながら昇っていきます
一番上にたどり着ければ おめでとう ゴールです

もちろんこれは ごっこ遊び です
階段を昇っても幸福にはなれません

この階段を昇るという斜め上への移動方向を変えて
過去から未来への時間方向の移動にしてみます

あれ?これってあなたが毎日がんばってる事
そのものですよね??

たくさんの大切な物を落とさないように必死で抱えて
歯を食いしばりながら階段を登り続けても
それは「幸せになる方法」ではありません
それは誰でもわかりますよね

階段を昇るのは自由だし
昇りたければ昇ればいいだけなのですが
「これをやりとげて俺は幸福になってやる」 と
必死の形相で頑張り続けることには意味がありません
だってそれは階段を昇っているだけですから

しかし時間の進行方向に置き換えただけで
それはごっこではなく おそろしく深刻でマジなものになります
「絶対に達成すべき最終目標」になってしまいます
「人生の最終目的」になってしまいます
「この世に生まれてきた意味」になってしまいます
「死ぬまでにやり遂げたいこと」になってしまいます
「すべてを犠牲にする唯一の生きがい」になってしまいます

違います
「前に進む」「階段を昇る」 と同じように
「未来に進む」 があるだけです

あなたは自分で勝手に一番上に
「幸福」「目標」「ゴール」という紙を貼って
持ちきれないほどの物を集めて抱えて よたよたと昇っている
それ本当に意味がありません